貴校の「組織風土」の魅力・特徴を教えてください!
帝京大学グループの理念である「自分流」を重視しながら、「脱平均、キラッと光る個性の伸長」を目指して教育活動を進めています。チャレンジ精神をもち、失敗を楽しみながら新たな学びを創造できる風土作りを大切にするとともに、「例年踏襲は衰退」を掲げ、経験年数に関係なく取り組みたいことを自ら企画して実行することを推奨しています。
2050年に世界を舞台に自分らしさを発揮して活躍できる子どもを育成するために、各種企業や大学等の教育力を学校に取り込み、教員と専門家が協働で授業づくりを行っています。
職場の「関係構築」で意識していることはありますか?
3年生以上の教科担任制では、多様な教員が多彩な子どものよさを認め合うことを大切にしています。このシステムには情報連携が不可欠なので、教員間のコミュニケーション力が高まります。また、学年がチームとして各学級の課題解決を図り、学年では対応できない場合には管理職の統括下、学校全体でサポートする体制を取っています。管理職は、トラブルが発生した学級、指導者を責めるのでなく、迅速に報告を上げたことを価値づけて、組織として課題解決を進めています。そして最終的には、校長が前面に立つことを約束し、実行しています。
働きがい向上を含む「学校づくり」全般で、これから特に力をいれていきたいことは何ですか?
教職はクリエイティブです。「教師のやりたい」が実現できることで学校は生き生きとします。校長は経営の方向を踏まえながら教員の提案を実現するために、予算を獲得したり連携先を探したりしていきます。また、70歳定年を見越して教員の複線型キャリアへの布石を打つことも重要です。そのために、リスキリングとして無償で帝京大学の教職大学院への派遣、将来大学教員になるために必要な学会発表や論文執筆の機会提供を更に進めていきます。心理的安全性を高め、チームワークからチームビルディングへの移行を意識しながら。
学校名 | 帝京大学小学校 |
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所在地 | 東京都多摩市 |
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